断捨離の成功法則!確実に進む片付けのコツ

断捨離

不要品をもっと手放したい方のために、いくつかのアイデアをご紹介します。

昨年の今頃、「今年こそ部屋をスッキリさせるぞ!」と誓ったにもかかわらず、思ったように片付けが進まず、まだ部屋が散らかったまま…。そんな状況の方も多いのではないでしょうか?

その場合、昨年断捨離がうまくいかなかった理由を見つけ出し、その原因を取り除くか対策を立てることをお勧めします。

そうすれば、一段上の「片付け活動」が実現でき、今年はもっと効果的に片付けが進むでしょう。

この記事では、断捨離の妨げとなる一般的な要因を5つ紹介し、それぞれの解決策も併せてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

時間がなかった

やる気はあったけれど、忙しくて片付ける時間が取れなかった。仕事、家事、育児、趣味、地域活動、付き合い、自分の勉強…毎日のタスクが多すぎて、部屋の片付けまで手が回らない。そんな方も多いと思います。特に小さなお子さんがいる家庭では、時間もエネルギーも限られていますよね。

そんなときに私がおすすめするのは次の2つです。

A. 1日数分で終わる小規模な片付けを積み重ねる
B. これ以上、家に余計なものを持ち込まない

「忙しい」というのは、断捨離以外の活動に対しても最強の言い訳です。しかし、誰にでも1日は24時間あります。その時間をどう使うかは、自分次第です。

仕事や育児など、外部から強制されているように感じるかもしれませんが、実際にはそれらを選んでいるのは自分自身です。つまり、自分が選んだ結果としての現状であると捉える方が、片付けに取り組む際には都合が良いのです。

他人のせいにせず、自分の選択の結果だと思えば、自分で時間の使い方を変えることができます。

家の中に新たなものを持ち込まないアプローチは地味ですが、時間がかかっても確実に効果が期待できます。実際、私も不要品を捨てると同時に、買わない挑戦をすることで片付けの相乗効果を上げました。

自分が消えそうで怖かった

持ち物は自分のアイデンティティと結びつくことが多いため、手放すことで「自分がなくなる」という恐怖を感じることがあります。特に思い出の品は過去の経験や人との繋がりを象徴しており、「自分そのもの」と感じることがあるでしょう。

しかし、本当の自分は持ち物とは切り離しても消えません。自分が消えるのは、死ぬか記憶を失うか、自分という意識を失う時だけです。自己認識はそんなに簡単には消えません。それはすべて脳内で行われているからです。

一度手に入れた物や使っていない物と自分を強く結びつけている人は、物と自分を切り離してみてください。過去の経験はすべて自分の中に残っているので、物がなくても大丈夫だと考えてみてください。

実際、大丈夫です。そもそも、あなたが捨てようとしているのは、大事な物ではなく不要な物です。私はたくさんの物を捨てましたが、自分が自分であるという認識は変わりませんでした。

もちろん、大切な思い出の品には価値があります。しかし、思い出品で物置や押し入れを埋め尽くす必要があるでしょうか?思い出品が多すぎて今必要な物がすぐに取り出せない不便さを抱えたままでいいのでしょうか?

普段全く見返さず、引っ越しの時にだけ持ち運ぶ物は、一度整理したほうが自分のためになります。

なぜか新しいものが増えた

ものを減らすつもりが、逆に増えてしまって困っている方も多いでしょう。その理由を2つ挙げます。

A. 収納グッズを買ってしまった

部屋をスッキリさせるために、不用品を捨てようとすると、多くの人が誤解しがちなのが、収納グッズを買えば片付くという考えです。生活雑誌の片付け特集には収納グッズがよく紹介されるため、それが片付けの近道と思ってしまいますが、実際には違います。

収納すれば捨てなくても済むので心理的には楽です。人は楽な方へ流れるものです。しかし、収納はグッズを用意し、物を出し入れする作業があるため、実際は面倒です。それでも心理的な楽さ、新しい物を買う楽しさ、部屋がきれいになる感覚、達成感などで収納を選んでしまうことが多いのです。

しかし、収納は汚部屋の解決法ではありません。収納グッズを買ってしまうと、本来不要な物までしまい込んでしまうため、安易に手を出さない方が良いのです。

自宅自体も巨大な収納グッズの一つです。大きなマイホームを手に入れても、結果として倉庫のようになっていませんか?収納グッズを買いすぎて失敗した人は、収納グッズに対してもっと慎重になりましょう。

B. 買うのが好きでずっと買ってきた物をまた買った

洋服、本、雑貨など、人それぞれ好きな物があります。そうした物を相変わらず買い続け、物が減らなかったのかもしれません。人は自分自身を客観的に見るのが得意ではなく、その時々で都合の良い見方をします。

「物を減らして部屋をきれいにしたい」と思っても、店で素敵な物を見れば「これがあると生活が良くなる」とか「そのうち使うかもしれない」と思って買ってしまいます。理由はいくらでも見つけられます。

部屋をきれいにしたいけれど、好きな物も手に入れたい。この相反する目標を掲げるとき、バランスを取るのは難しいです。バランスを取るのに失敗すると、汚部屋から抜け出せません。

バランスを取るのに失敗した人は、今年はもう少し客観的に自分の気持ちや行動を見てみましょう。そして、一番手に入れたいものが何なのか、優先順位をつけるようにすると良いでしょう。

素早く処分しなかったために残っている

不要品を捨てる決断はしたものの、その後の処分を後回しにしてしまうと、不用品は家に残り続けます。フリマアプリで売る予定、寄付する予定、バザーに出す予定など、計画だけで実行に移せていないものが多いと、部屋がごちゃごちゃしてしまいます。さらに、フリマアプリで売れたときのために取っておいた梱包材も場所を取ってしまいます。

こんな状況を避けるためには、昨年中にできなかったことを完了させる必要があります。処分が進まなかった理由は、処分方法が明確でなかったからかもしれません。不要品を家から出す方法を検討し、どのルートを取るか決めて、前もって手配しておきましょう。

断捨離を成功させるためには、「負担にならない方法を選ぶ」ことが大切です。売却や譲渡の手続きが複雑すぎると、その作業が完了しません。今年は、もっとシンプルな方法を試してみてください。

失うことにばかり意識が向いていた

「いつか必要になるかもしれない」「そのうち使うかもしれない」と考えて物を捨てられないのは、そのアイテムを失うことへの恐怖心が原因です。人は何かを得る喜びよりも、失う痛みの方を強く感じるため、このような感情は自然なものです。

もし、物を捨てようとするたびに「でも、これいつか使うかも」「これ、何かの時に役立つかも」などと思って捨てられない場合、失うことにではなく、得られるものに目を向けてください。

不要品を捨てることは、大切なものやお金を失うことではなく、新しい未来を手に入れることだと考えましょう。断捨離のメリットは多くの人が語っており、このブログでも何度も書いています。例えば、時間やお金、スペース、エネルギー、穏やかな気持ち、機能的な家、スッキリしたメンタル、すぐに片付く部屋、ドアベルが鳴っても慌てない生活、仕事や家事に集中できること、自己イメージの向上、執着からの解放などが挙げられます。

メリットはたくさんあるので、自分にとってのメリットをリストアップしてみてください。家族で順番にメリットを挙げていくゲームをするのも良いでしょう。

まとめ

断捨離を加速する方法をお伝えしました。自分にとっての障害は自分にしかわかりません。うまくいかなかった原因を見つけ、それを取り除くか、回避する方法を見つけてください。

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