読みたい本やお気に入りのコート、大切な写真を捨てるのが難しい時は、他の場所から片付けを始めてみませんか?感情的な価値が高いものは手をつけるのを避け、まずは簡単に処分できるアイテムから整理することをおすすめします。感情的に価値のある物にすぐ手をつけると、ストレスが溜まる可能性があります。そこで、寝室から始めて、簡単に片付けられる9つのアイテムを紹介します。これらは素早く整理でき、それほど時間もかかりません。
不要な寝具
寝具は場所を取るため、使わないものは早めに処分することが賢明です。多くの人にとって、寝具への強い愛着は少ないため、比較的片付けやすいものです。一年以上使用していない寝具は、処分を検討してみてください。
使われなくなったシーツや毛布の整理
新しいシーツや毛布に買い替えた後、古いものが使われなくなった場合、これを適切に片付けましょう。まだ使える状態ならば、寄付を検討するのも良い選択です。
シーツや毛布を掃除用のウエスに加工することも可能ですが、予想以上に多くなることがあるため注意が必要です。特に具体的な使用計画がなければ、これらは燃えるゴミとして処分したり、リサイクル施設に持ち込むほうが適切です。
私自身も古着をウエスに変えることはありますが、シーツは通常そのようにはしません。ウエスは便利ではありますが、それを使い捨てとするほど汚れることは少なく、何度も洗って再利用することが多いです。
物を捨てるのが苦手な方ほど、不要なウエスを増やさないように心がけましょう。
調子の悪い目覚まし時計の処分
調子が悪い目覚まし時計をお持ちではありませんか?修理せずにそのままにしているなら、この機会に処分を検討しましょう。
現在は多くの人がスマートフォンのアラーム機能を使って起きているため、目覚まし時計が余分になっていることもあります。時には、プロモーションで配られる目覚まし時計もあるので、その必要性を再評価する時かもしれません。
かつて私も多くの置時計や腕時計を持っていましたが、今は実際に使用するものだけを残しています。使っていない時計があれば、取り出して今後も使うかどうか考えてみてください。それがもう不要であれば、スペースを空ける良い機会です。
ベッドサイドに積まれた本や雑誌
読書が趣味の人にとって、ベッドのそばに本や雑誌が積み上がるのはよくあることです。私もかつてはそのようにしていましたが、積み上げるよりは並べて置くことを好んでいました。それでも場所を取り、見た目もごちゃごちゃしてしまいました。
今では、所持する本はすべて小さな本棚に収めています。これにより、すっきりと整理され、ベッドサイドには現在読んでいる本だけを置くようにしています。理想は1冊ですが、同時に複数の本を読む人も多いため、1?3冊に調整しています。
電子書籍も便利ですが、就寝前の読書には紙の本の方が目に優しいと感じる人もいます。
洗えない古いクッションや枕の処分
ベッドには日常使用する枕の他に、装飾的な柔らかいクッションや枕を置くことが一般的です。これらが汚れた状態であると、ほこりが蓄積し、健康に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、汚れたクッションや枕は思い切って処分することをおすすめします。
使い古した枕も定期的に点検し、必要に応じて更新しましょう。
物を捨てることに躊躇する人もいますが、特に寝室では、見た目を損ねたり機能を失ったりした古いアイテムは置かないように心掛けると良いでしょう。これにより、より快適で健康的な睡眠環境を維持することができます。
ベッド下の収納スペースの活用と管理
ベッド下を収納スペースとして利用する人は多いですが、本当に必要なもの以外は他の場所に移動させたり、処分することをおすすめします。ベッド下は目に見えないため、不要なものや普段使わないアイテムが溜まりやすくなります。
また、このスペースに多くの物を置くと掃除がしにくくなり、ほこりや汚れが蓄積しやすくなるため、清潔を保ちにくくなります。通気性が悪く湿気がこもりやすいため、衣類や布製品、紙製品を収納する場合はカビや虫の発生リスクも考慮する必要があります。
さらに、目に見えない場所に物を置くと、中身を忘れることがあります。これはベッド下だけでなく、他の隠れた収納スペースにも言えることです。このため、定期的に中身を確認し、整理整頓を心がけることが大切です。
不要な寝着の整理
パジャマやローブなど、寝着類が多くある場合、実際に使用しているものを除き、余分なものは処分することを検討してみましょう。子供や乳幼児は成長に伴いサイズが頻繁に変わるため、多くの寝着が必要になることがあります。しかし、大人の場合はサイズが変わることが少ないので、新しい寝着を頻繁に購入する必要はありません。
それでも、セールの時に新しい寝着を購入してしまうことがありますよね?寝着は主に夜に着るものなので、日中着る服と比べると使用機会は限られています。
このタイミングで、部屋着も含めて不要なものを整理し、クローゼットのスペースを有効活用するようにしましょう。
睡眠を助けるアクセサリーの見直し
睡眠の質を向上させるために購入した小物類を見直してみませんか?これにはスリッパ、ルームシューズ、アイマスク、ナイトキャップ、バスローブ、寝室用ソックス、布製品用アロマスプレーなどが含まれます。これらは柔らかい手触りや落ち着いたパステルカラーで、リラックスした雰囲気を演出するために選ばれています。
これらのアイテムを選んだのは、より快適にリラックスするためですが、必要以上に多く持つと、逆にリラックスする環境を損なうこともあります。
これらのアクセサリーを一箇所に集めて、本当に使っているものだけを保持し、他は処分または再配置を検討してみてはいかがでしょうか。自分にとって本当にリラックスできる環境を作るために、適切な数と種類のアイテムを選ぶことが大切です。
未使用の化粧品の適切な保管
スキンケア製品などを寝室に保管している方も多いかもしれませんが、本当に寝室が最適な保管場所か見直してみましょう。ナイトクリーム、ハンドクリーム、リップクリーム、香水などは、バスルームに移すことをお勧めします。これにより、ベッド周りがスッキリとして、散らかることがなくなります。
もし部屋の構造上、寝室に置くしかない場合は、持ち物を必要最小限にし、使いかけのアイテムは処分することで整理を保つことが重要です。
まとめ
思い入れのあるアイテムの処分が難しい場合、より簡単に手放せるものから始めることをお勧めします。寝室は質の高い睡眠に影響し、健康に直結する重要な空間です。散らかった寝室を整理し、清潔で健康的な生活をサポートする環境を維持することが大切です。