秋の訪れと共に始める、簡単ミニ整理チャレンジ3選

断捨離

9月も中盤に入り、朝夕はすっかり涼しくなりましたね。

今回は、秋にぴったりの簡単な整理チャレンジを3つお伝えします。

新しい季節が始まると、何か新しいことを始めたくなるものです。家の中をすっきりさせて、快適な秋とこれから迎える冬を楽しみましょう。

まず、秋に整理をおすすめする理由についてお話しします。

秋に整理をおすすめする理由

秋は季節の変わり目として、心も体もリフレッシュするのに最適な時期です。

暑い夏が終わり、過ごしやすい気候になるので、作業もはかどります。

これからの季節は日が短くなり、室内で過ごす時間が増えます。そのため、今のうちに整理しておくと、家で過ごす時間がより快適になります。

不要な物を今処分しておけば、年末の大掃除もずっと楽になります。

それでは、この時期に試してみてほしい簡単な整理チャレンジを紹介しましょう。

衣替えをスキップするチャレンジ

秋が始まると多くの人が夏服から秋冬服へ衣替えを行いますが、今年は衣替えを省いてみるのはどうでしょうか?

もし、いきなり衣替えをしないのが難しい場合は、将来的に衣替えが不要になるよう、余分な衣類を整理し、収納方法を見直してみましょう。

なぜ衣替えが必要なのか?

衣替えの必要性について考えてみましょう。

一般的には、季節ごとに適した衣類を着るため、すべての服を一か所に保管するスペースがなく、衣替えが必要になります。

主に使用する収納スペースと、季節物を保管するスペースの二つを持っているはずです。

収納スペースを増やすと、不要なアイテムも増える傾向にあります。

限られた収納場所に服を収めることで、自然と必要なものだけが選ばれるようになります。

衣替えが不要になる状況

服を一か所に収めるためには、服の数を減らすか、収納スペースを増やすか、またはその両方が必要です。服の量を減らすことで、自然にスペースが確保されます。

つまり、着ない服を処分することで、衣替えが不要になり、もし衣替えが必要な場合でも作業がずっと簡単になります。

季節限定の服よりも、オールシーズン着用できる服を選ぶことをおすすめします。

私は衣替えをしていませんが、寒くなったらレイヤーを重ねるだけのシンプルなスタイルを取り入れています。

基本的に年中同じベース(Tシャツ(半袖または長袖)とレギンス、ジーンズ、または綿パン)を持ち、季節に応じて上着(綿のパーカやダウンジャケットなど)を羽織るだけです。

このスタイルを採用することで、季節が変わっても服の入れ替えは不要になります。

もし服を無計画に収納している場合は、収納にも理由を持たせることが重要です。例えば、ジャケットはハンガーに掛け、しわになりにくいTシャツは丸めてケースに入れるなど、整理の方法を見直しましょう。

しかし、前述の通り、収納を工夫するよりも、服の量を減らす方が効果的です。

各部屋から5点を整理しよう

各部屋ごとに不要な物を5点見つけて処分するチャレンジを始めましょう。毎日異なる部屋を対象にすることで、無理なく進めることができます。

月曜日:洗面所・浴室・トイレ

洗面所には、使用途中のパーソナル用品やタオル、余分な化粧品サンプルが溜まりがちです。特にタオルは多くの人が必要以上に持っているため、注意して選んでください。

火曜日:玄関

玄関からは不要な靴や傘、装飾品、関係ないスポーツ用品や庭用品を処分しましょう。玄関は狭くて頻繁に使う場所なので、厳選して物を置くことが重要です。整理された玄関は、安全で快適な出入りを確保します。

水曜日:物置スペース

普段使わない物置スペースや、階段、廊下もチェックし、不要な物を5点選んで処分します。余った部屋が物置になっている場合、その使い方を見直し、定期的に物を整理しましょう。

木曜日:キッチン

キッチンは物がたまりやすい場所ですので、不用品5点を簡単に見つけられるでしょう。食品、調理器具、食器をカテゴリ別に整理し、それぞれから1~2点を選んで処分します。キッチンを快適に使うために、ストレスの原因となる物を3点選び、断捨離を行いましょう。ダイニングエリアが別にある場合は、そこからも5点処分してください。

金曜日:リビング

リビングは物が散乱しやすい共有スペースです。個人の物はそれぞれの部屋に戻し、不要な新聞や雑誌、整理されていない郵便物、使用しなくなったゲームなどを5点選んで捨てましょう。

土曜日:寝室

寝室のベッド周り、クローゼット、書棚を見て、不要な物を探し出しましょう。特に思い出が詰まった物は処分を後回しにし、まずは明らかに不用な物から整理を始めます。

日曜日:子供部屋

小さい子供がいる家庭では親が、大きい子供がいれば子供自身に整理をさせましょう。おもちゃ、書籍、学用品、古い教科書や着なくなった衣類など、子供部屋からはさまざまな物が見つかります。もし家が狭く、親の仕事用品や季節物も子供部屋に置かれている場合、それらの必要性を見直しましょう。

この方法を週に1回行うことで、様々な場所から計35点の不要品を処分できます。部屋によっては早々に整理が完了するかもしれませんが、その場合はその日の整理をパスして、片付いた空間を楽しんでください。

物理メディアを整理しよう

物理メディアとは、情報を伝達・保存・表現するための具体的な媒体で、本やCD、DVD、新聞、雑誌などが該当します。

物理メディアが増える理由

物理メディアは以下の理由で容易に増えます:

・賞味期限がなく、いつ捨てるか判断しにくい
・比較的安価で手に入りやすい
・「必要十分」と感じる量の線引きが難しい
・収集癖がある人が多い
・感慨深い価値を感じることが多い(例:子供時代に読んだ本や初めて購入したCDなど)
・知識欲を満たす要素が強い
・形状が揃っており、収納しやすく、かさばりにくいため、捨てる優先順位が低くなる

これらの理由から、物理メディアは気づかないうちに増えてしまいがちです。

メディアの処分方法

所有するメディアが多い場合は、以下の方法を試してみましょう:

・毎日5アイテムを選んで処分する

大胆に処分したい場合は「勝ち抜き戦」という方法が効果的です。本棚からランダムに2冊選び、どちらかを処分するプロセスを繰り返します。これを数回行うことで、大幅にメディアを減らすことができます。
ただし、すべてのメディアを処分する必要はありません。本棚がすっきりする程度で十分です。また、デジタル化可能なメディアは実物を持たずにデジタルファイルで管理することも効果的な解決策です。

まとめ

今回は秋におすすめの簡単な断捨離チャレンジをいくつか紹介しました。どの方法も手軽に実行できるので、自分の状況に合わせて試してみてください。整理された空間で、快適な冬を迎えましょう。

 

 

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