不要なアイテムを持ち帰らないための方法

断捨離

自宅に不要な小物が増えているなら、外出先で余計なものを受け取らないよう心がけましょう。この対策を取るだけで、将来的にゴミになる可能性のあるアイテムの量を効果的に減らすことができます。

多くの場合、私たちは日常的に無意識のうちにさまざまなものを受け取っています。この受け取り方に気をつけるだけで、不要な物を持ち帰る回数を減らせます。この記事では、ついつい受け取ってしまう典型的なアイテムと、それを避ける方法をご紹介します。

よく持ち帰られるアイテムとその場所

ファーストフード店やカフェ、レストラン

このような場所でよく持ち帰られるアイテムには以下のものがあります。

・使い捨てカトラリー、ストロー

テイクアウトやコンビニでの食事購入時に、不要な箸やスプーンを持ち帰ってしまうことがあります。ストローについては、最近は使用が減っているため、例えばスターバックスのようにカップから直接飲むスタイルが一般的になっています。

・紙ナプキン

ファーストフード店で食事をする際、必要以上に紙ナプキンを取ることがあります。これらを家に持ち帰ることが多いため、必要な分だけを使用するようにしましょう。

・調味料の小袋

ファーストフードの食品はすでに十分に味が付けられているため、追加の調味料が必要な場合は少ないです。取る場合も必要最小限に留めましょう。

・角砂糖や小物、メニュー

外国のカフェなどで、記念品として小物を持ち帰ることがあります。しかし、旅行の記憶は写真で残し、物は持ち帰らずにデジタルで保存する方が賢明です。このような変更を行うことで、生活をよりシンプルに保つことができます。

ホテル滞在時のアメニティと文房具の適切な利用方法

・アメニティ:シャンプー、石鹸、歯ブラシなど

高級ホテルで提供される豪華なアメニティは、特別な日に使うためと考え、持ち帰る方もいらっしゃいますが、実際には滞在中に必要な分だけ利用し、残りは持ち帰らないことをお勧めします。アメニティは基本的に使い捨ての消耗品であり、持ち帰ることによって「使えるから便利」「腐らないから大丈夫」という考えや、「購入せずに済むので節約になる」といった心理が働きがちです。

過去に私自身も、「もらえるものは積極的に受け取るべき」という考え方を持っていましたが、このような行動は実際にはその場の節約が将来的に不利益をもたらすこともあります。部屋がごちゃごちゃしてしまうことを避け、長期的な幸福と快適さを重視する生活を心がけましょう。

・ペンやメモ帳:これらはホテルの部屋に備え付けられていますが、普通は持ち帰るものではありません。しかし、念のために触れておくことで、誤解を避けることができます。

旅行先での購入行動と注意点

・観光地で配布される無料のパンフレットや地図

・必要以上に購入してしまうお土産

私たちが旅行先で物を買う際には、しばしば「本当に必要なものだけを選ぶ」という基本的な買い物スキルを忘れがちです。特にお土産を選ぶときには、「1つでは足りないかもしれない」「少ないと思われるかもしれない」と感じ、結果的に必要以上に多くを購入してしまうことがあります。また、「この人にはこれを、それではあの人には何を?」と考えながら、自分自身のためにも同じ商品を複数購入してしまうこともあります。このような行動を取ってしまう方は、「必要な分だけを購入する」と自分に言い聞かせることが重要です。

ショッピング時の注意点

・ポイントカード:たまにしか訪れないお店では、ポイントカードの申し込みは断るのが無難です。

・試供品:購入時に自分の意識せずにサンプルが入れられることがあります。会計時には袋の中身を確認し、必要ないものは店員に返してしまいましょう。

・ショッピングバッグ:できる限り、自分のバッグを持参することをおすすめします。私が住む地域では、スーパーマーケットでの無料プラスチック袋の提供がなくなったため、多くの人が自分のバッグを使用しています。そのため、他の店でも自分のバッグを使用することは一般的であり、店側にバッグの提供を断ることに何の問題もありません。

イベントや街頭での物品受け取りについての対策

・カンファレンスやイベントでの資料やプロモーションアイテム

デジタル化が進んでいる現代でも、多くのイベントでは依然として紙の資料が配布されています。日頃からペーパーレスを意識していれば、イベントで不必要に多くの紙を受け取ることは避けられます。

・名刺

公共の場での注意点

・さまざまな紙類:フライヤー、告知、パンフレット、小冊子など。

・試供品:配られるドリンクなどは、その場で消費し、余計なものは持ち帰らないようにしましょう。

不要な物を持ち帰らないための工夫

自己認識の変化

これまで無意識に受け取っていたものが家で不要になることを実感し、その行動を改める必要があります。「お得だから」と受け取る行動を見直し、実際にその物が生活の質を向上させているか考えてみましょう。

 必要な物品の自己準備

外出時に必要になるアイテム、例えばカップやカトラリー、ナプキン、エコバッグを自分で用意し持ち歩くことが大切です。これにより、不必要な物を受け取ることなく、過剰消費を防げます。

 断る練習をする

街頭で配られる物をうまく断れるように、事前に断るシミュレーションを心の中で行っておくと効果的です。これにより、いざという時にスムーズに断ることができます。

配布場所を避ける

物が配られている場所を通る必要がある場合は、通勤ルートを変えるなどして断る手間を省くことができ、健康的な歩行にもつながります。

日常的な断捨離

毎日少しずつ不用品を処分することで、家に不要な物が溜まることを防ぎます。これは、持ち帰らない意識を強化する助けにもなります。

サステイナブルな生活を考える

持続可能な生活を目指して、日々の行動を見直すことが重要です。無駄なものを減らし、再利用し、再資源化する基本的なステップを実践することで、不必要な物を持ち帰ることのデメリットを理解しやすくなります。

これらのステップを通じて、不要な物を取り込む習慣を断ち切り、よりシンプルな生活を実現しましょう。

 

 

 

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